南紀白浜の最南端に位置する椿温泉は、山が迫った小さな入江に沸く温泉で、四季を通して楽しむことが出来ます。湯治客が多いことで知られています。　天保１０年「紀伊風土記」に、「村の南八丁に椿谷あり、湯小温にして水清く、推柔なり、浴するときは肢体に油をそそぐごとにして、すこぶる心地よし・・」と記されるほどの古い温泉で、昔は寺湯でしたが、今では旅館に泉源が置かれており、白浜とは一味違うひなびた趣が魅力で、薬効が高く、滑らかな肌触りの湯は女性に最適な温泉です。

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